ネイチャーイメージスライドショークラブ第一回講演の様子


去る2008年12月6日、池袋の勤労福祉会館第二会議室において、 スライドショーが行われました。

 


開場時間の午後6時になると、参加者の皆さんが集まり始めました。


演者とスタッフを合わせて総勢28人が集まりました。30人部屋の会場がいっぱいです。
もっと広い部屋を借りれば良かったなあ…。


最初に演者による、自己紹介とスライドショーの概要が説明されます。


その後スライドショーへ。
フィールドでの苦労話や上手な写真を撮るコツ、とっておきの一枚が撮れた時の感動など、
撮影した当人ならではの臨場感あるお話しが聴けました。

林よしひろ氏には、ポジを使った玄人好みの元祖スライドショーをして頂きました。
ホエールウォッチングの黎明期から撮り貯められた世界のイルカ・クジラの写真を見ながら、お勧めのウォッチングポイントや撮影法の指南をして頂きました。
私はトンガの親子ザトウのジャンプと、高知のニタリクジラのアップに圧倒されました。もうすごいの一言です。

油井一喜氏には、今年ハイビジョン撮影された、撮りたてのバハマのドルフィンスイムのムービーを見せていただきました。イルカが油井氏のカメラをのぞきこんでクルクルと回る様子は、ムービーならではのかわいらしさ!
バハマの青い海とイルカたちのかわいい動きに酔いしれる20分間でした。

中山誠一氏には、小笠原の写真と音楽を組み合わせた新しいスライドショーを見せていただきました。
使われた音楽は、なんと中山氏のイルカ写真をイメージして作曲されたものだそうです。このスライドショーのためにある音楽といっても良いのでは(音楽を作曲されたcodeM様のウェブサイト)。
小笠原の風景と、イルカと、音楽のコラボがとても心地良かったです。

市川祐一氏には、7年に及ぶ北極取材での苦労話をお聞きしました。一枚の写真に込められたベルーガへの熱い思い、イヌイットの人たちへ愛情がひしひしと伝わってきました。
市川氏ご本人はあまり思い入れが無いようでしたが、イッカク雌の顔のアップ写真や、雄の群れの水中写真はかなり貴重なものだと思います。驚きました。


会場に設けられた展示台には、参加者の作品も並べられました。
持ち寄った写真を見て、語り合う姿もあちこちで見られました。
会場が狭くて、 展示台を一つしか用意できなかったのが残念です。


簡単なお菓子と飲み物も用意されました。
なんと参加者の方から差し入れも!ありがとうございます〜。


打ち上げにも15人が参加。話題は尽きず、終電ギリギリまで皆で語り合いました。
日付が変わる頃、駅に駆け込むように解散して、第一回講演は無事に終了しました。

以上、第一回講演の様子でした。
企画時はうまくいくのか不安でしたが、 盛況の内に終了することができました。
これも皆様のご協力があればこそです。本当に感謝。

一方で主催者側としては、反省も多かったです。
司会のケアレスミス連発や、歯切れの悪い進行で、申し訳ありません。
準備の慌ただしさで、自分があがり症なのをマイクを握る瞬間まですっかり忘れていました。
(そのまま忘れていられたら良かったのに)
次回からは改善できるよう、努力します。

今回の経験をバネにして、次回はさらに質の高いスライドショーを目指します。
今後もネイチャーイメージスライドショークラブをよろしくお願いいたします。

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